【ドイツ式ボディー・セラピー】とはどんな手技?

当院のドイツ式ボディー・セラピーとは

ドイツ語では Deutsch Stil Body Therapie
英語では   German style Body therapy
こちらの手技療法に関しては、歴史も何もわかりません。出合ったきっかけは、身体均整法学園を卒業して 開業まもない駆け出しの時に、当院に来院されていたクライアントの女性Aさんが、「先生の治療には体をほぐすマッサージみたいなものはまったくないのですね」と言われました。
確かに身体均整法は神経反射を使って筋肉を緩めたり自由に操れる操縦法はあるのですが、ほぐしやマッサージ類の心地良いものは授業では全く無く、身体均整法しか知らない私にはまったくこの手の手技は持っていませでした。

Aさん「失礼な話ですが、素晴らしい治療なのに、ほぐしやマッサージの類を取り入れて調整してみればどうですか」とお声をかけて頂きました。

身体均整法の学生時代、講師の先生に「ほぐしやマサージはしてはダメだよ」「マサージ士の手になるよ」などと言われていたので返事に詰まっていたところ、

Aさん「私、先生の手技 気に入ったから先生さえよければ父の『ドイツ式のマッサージ』習います?」

私  「ドイツ式のマッサージって?」

Aさん「父が大学の教授で若い頃、ドイツに留学していた時に講義で疲れたの時に通っていた所で習って来たみたいなんです。父の話ではドイツの凄い人みたいですよ」「今まで父に沢山の人が習いに来たけど、なんか初めはいいねんけど難しすぎて途中でやめてしまいますねん」「先生やったらいけますよ」

私  「体を使うのはなんとも思へんねんけど、頭を使う難しいのは・・・」「店も軌道に載ってないので お礼も出来ませんし」

Aさん「父はお金を頂いた事は一度もないですから大丈夫ですよ。趣味!趣味!」「では言っておきますね」
と言って帰られていかれました。

さっそくAさんから電話があり、
Aさん「●日朝8時に来て下さい」

●日朝8時 Aさんの家到着 部屋に通うされると治療用のベッドが2台並んでいて本棚には医療関係の書籍がずらりならんでいました。現れたのは背筋の通った年配の方でした。教授との挨拶を交わしてからいきなり練習から入り、夜の10時まで講義と練習を繰り返し初日が終わりました。

普通のマッサージかなと思っていましたが、日にちを重ねるうちに、なんとなんと解剖学、生理学、生物の発生学、神経学、骨格筋学、内臓の動き、アナトミートレインの様なもの、カイロ、オステオパシー等・・・とんでもなくバリエーションのある凄い手技療法でした。
ある日
私 「教授 最後まで教えた人は何人位いてますか?」

教授「みんな途中でわからんようになって やめてしまうねんな。最後まで伝えたのはおまはん(あんた)だけや」

私 「え!」

教授は88歳で逝去しましたが、手とり足とり教えて頂いたの事は体に染みついていまでもおぼえています。
ありがとうございました。

話が外れてしまいましたが、「ドイツ式ボディー・セラピー」はどんな手技といわれましても身体均整法と同じで、ひと言ではいえません。言えることは解剖学の理論をもとに組み立てた「ドイツ式の整体」です。