身体均整法【勉強会】脊柱バイオメカニックス理論「脊柱の力学」
身体均整法【近畿支部勉強会】
今回の勉強会はオステオパシーに魅せられた「ジョン・マーチン・リトルジョン」John Martin Little john氏の理論でした。1917年にブリティッシュ・スクール・オブ・オステオパシーを設立し、英国におけるオステオパシーの教育と診療の中心的人物であった。
脊柱バイオメカニックス理論「脊柱の力学」”The mechanics of the spine”
と身体の重力線を身体均整法のオステオパシー技術と12種体型、身体の歪みにより「姿勢と機能障害」にあわせての講義でした。たのしい講義で勉強になりました。
・顎先から垂直に降ろした線が恥骨結合より前にある場合の調整点について
腹壁に圧がたかまる、鼠径靱帯の緊張の高まりがみられる、鼡径ヘルニアになる可能性がある、、頚部の前弯が進む、顎があがる、膝が反張膝になる、腰仙が緊張、耳鼻咽喉系の病気にかかりやすい、
・顎先から垂直に降ろした線が恥骨結合より後ろにある場合の調整点ついて
下腹部の器官、大動脈、腸骨部の血管に負担(腹腔圧が後方に移動がみられるため)、頸椎に緊張がかかり顎が引っ込む、肩の下がりが見える、腰椎の前弯がきつくなる、胸部が平らになる、内臓が下垂の傾向を示す、膝の伸展拘縮、
もっとあったが忘れてしまった。
John Martin Littlejohn
画像出典 http://classical-osteopathy.jp/